実はKANさんのコンサートに行くのは初めて。前日帰ってからいろいろあってチケットを忘れてくるというアクシデントがありつつ(結局一緒に行く妹に持ってきてもらった)会場の札幌市民会館へ。とりあえず会場の前(というか扉を一つ入ったところ)で、仕事が終わってから来る妹1を待つ。会場に入ってとりあえずパンフとデニペンを買う(笑)。そうか、やっぱりツアーグッズにデニペンはあったか(笑)
コンサートスタート。1曲目が始まる。英語の曲(ビリージョエルの曲だったらしい)。ステージ右前方にあるピアノのあたりを見ていたが、いつのまにか全然違うところでピアノ弾いていた(笑)。その後はMCなしで懐かしい曲を2曲。アルバムを引っさげてのツアーではないし、ラジオで今回はかなり音楽色の強いツアーだ、と聞いていたので、このあたりでかなり選曲が楽しみになってくる。
MC1。札幌は4日ぶりということ(笑)、ライブは約1年ぶり=約400日ぶり、大きいところでは約2年ぶり=約700日ぶり、市民会館は約10年ぶり=約3万日ぶりのイメージということ(笑)。しゃべってる感じはラジオのそのまま(当然)
曲。『弱い男の〜』から2曲のあと・・・「Moon」。イントロが来た(わかった)瞬間びっくり。今回はどうもライブバージョンでかなり(特にイントロが)アレンジされているので、しばらくどの曲かわからなかったり。その後のMC2は前回のスーパーミュージックでも話していた神戸のコンサート後の話など^^;
「Sunshine of my heart」は、オリジナル(CD)はスティーブ椀田だが(笑)、今回はラテンフレイバーなアレンジ。なかなかよかったです。特にマラカスさばき(笑)。
コーラス・西村氏が前に出てくる。次は二人で愛の歌を歌うらしい(笑)。「この楽曲は1986年のアルバムに入っております。考えてみますと私(わたくし)のデビューは1987年ですから、結果的にはこれはスティービー・ワンダーさんの曲ということになります」「結果的には」って(^_^;) インディーズ盤・・・のわけないしなあ、とかちょっと考えしまってたり^^;。そんなKANさんらしいMCを交えつつ(笑)。そのあとは1曲でまたMC。イスラム教では今、断食の時期で・・・とかいう話から「子羊」へ(笑)。って、どう考えてもつながらないし。まあ、それなりに考えてみてください。たぶんわかりませんから(爆)
で、そのあとはひたすら曲のオンパレード。ただ、どの曲もCDよりはかなりロック色が強くなっています。そして、なんと演奏しないと思っていた「愛は勝つ」が!!!あまりにびっくりして思わず声を出して驚いてしまいました(^_^;)。いやあ、この曲はこういうライブアレンジが似合いますねえ。そして「Regrets」→「CLOSE TO ME」。最初この曲聞いたとき、ただ、久しぶりにずいぶんビートルズ色の強い曲だなあ、というくらいの印象だったのですが、こういう流れで来ると凄いしっくり来ますね。
本編ラストは「すべての〜」。前テレビでも放送していた(BS-2)「Pacific Heaven 2000」でも演奏していたのを見たし、今回は音楽色の強い〜ということから多分やるだろう、と思っていたのでこれは予想通り^^。フル演奏で7分くらいになるバラードなので、本編最後にはまあ合ってたかな、と^^
アンコール、改めてメンバー紹介(途中で軽くはやっていた)、テーマは「マイスイート北海道」。来道20周年とか、登別、下りは一緒、とか笑いが起きるまでに5秒くらいかかるネタも程よくちりばめられ、BASS西嶋さんの時にはステージからみんないなくなったりネタなんだかなんなんだか(笑)。MCがそれなりにあった後、曲。アンコール2曲目で「まゆみ」が聴けた〜♪というのがすばらしいこと^^。で、挨拶してみんなステージから去って・・・と思ったらKANさんはそのままピアノに向かい最後の曲。今回は「永遠」ではありませんでした。ほう。終わった後、観客の拍手が妙な状態になり妙に中途半端な印象で終了。どうも、まだ聞きたかった人が多かったようで(^_^;)。2時間弱のコンサートでした(実質18:40〜20:30といったところか)
印象としては、「KANさんがやりたかったけど、なかなかできないコンサート」をやってみた、という感じでしょうかねえ。一部の人にわかる表現で言うと、B'zのPleasure Tourのような感じで、アルバムにあわせたツアーではなく、ベスト的な要素の強いコンサート。選曲も、踊るような曲はなく、ピアノを弾きながらの曲、そしてKANさんのスタンダードとも言えるような曲が多かったように感じました。そう、KANさん初心者に見せても大丈夫な(笑)。まあ、だからこそ百戦錬磨のKANさんエキスパート(笑)の人たちにとってはまだ物足りなく、結果的に最後の妙なF.O.拍手になってしまったのかもしれませんが。でも、今回はエンターテイメント的要素はほとんどありませんでしたが、楽曲が好きな人にとってはかなり楽しめる内容だと思います。