KAN ALL SITTING LIVE BAND TOUR 2006 座ってポン

2006年9月25日18:00 Zepp Sapporo


KANさんの、実に5年ぶりとなるバンドでのライブツアー。夏休みの帰省とタイミングを合わせて、参加してきましたよ。

準備が押したためか30分ほど押して開場。いちおうグッズをチェック・・・Tシャツだけか。パンフがあれば買ったんだけどなあ。

15分ほど遅れて開演。というか、開演前にセッティングを始めた段階で、薄い幕を通してうっすら見える。そして、明らかに「ちょっとだけ見えてる」ことを意識した動きをしてる・・・計算ずくか(笑)

そしてそのまま開演。ギターソロ、真ん中にいる人は弾いてる動きをしている振りをしてるけど明らかに違う、というか、やっぱり本気でふざけてる(笑)

ギターソロから始まったのから分かるとおり、前半はバンドでないと出来ないようなロック色の強いものが連続。そして、どの曲を演奏してもひさしぶりの曲、というのが新鮮(笑)。1988年の楽曲「いっちょまえに高級車」「だいじょうぶI'M ALL RIGHT」を2連続で演奏、そして間を全部すっ飛ばして2006年の楽曲と続けたり。

「キリギリス」では、オーボエの音色を出すためにギターシンセを使ったり、「東京熱帯SQUEEZE」ではキーボードの代わりにベル4個を使ったり。あと、今回のツアーではドラムの人がライブには初参加、ってことで衣装の話とか。ギターのセンパイは「いろんな衣装を着させられるんですよ」と言い、ベース西嶋さんは「いろんな衣装を着せてもらえるんですよ」と言ったとか(笑)。ニュアンスの違いが面白い(笑)

後半は人気曲を連続で。「まゆみ」をやったり、唐突に「愛は勝つ」が来たり。「RED FLAG」は見事にネタを仕込んでた(笑)。あれが例の「赤い旗」ってことですな(笑)。「Oxanne〜愛しのオクサーヌ〜」は・・・そう言えばライブではあんなためがあったなあ、とか(笑)というか、ライブバージョンになると無駄にためが多くなって、かなり笑ってしまいますよ(笑)

「今回も2段階でお別れしようと思っております」ということでアンコール。波の音が聞こえてきて、また何かのネタかと身構えていると・・・そうか、浜省か!(笑)。むしろこれだけがやりたかったんじゃないのかと(笑)。そして最後に「適齢期LOVE STORY 2006」、どうやら定番曲ですなあ。

スタッフの人が出てきて・・・今日はKANさんと、キーボード矢代さんの誕生日ってことで、ケーキが登場。間のMCで、客席からの声で誕生日とか年齢の話も出てきてて、最初っからサバを読んでおけばよかった、でも今さら2歳くらい読んでもねえ、とか言ってたり(笑)。

んで、ケーキのろうそくを消した後、「何か一言を」と言われるとさすがに耐えられなくなったのか「メドレー行ってもいいですか」(笑)。ということで、ライブでは恒例の演奏曲メドレーのコーナー。例によって演奏してない「テレビの中に」が入ってたり、まったく関係ない「マツケンサンバ2」が入ってたり(笑)。

すべてが終わって、最後に「50年後も」をピアノで弾き語りして終了。全部で2時間半、バンドでのライブが5年ぶりでも、やっぱりKANさんはKANさんでした(笑)。