昔のにっきに書いていたものをそのまま復活させたもの。
はっきり言って何から書いたらいいのかわかんないし、わたしの文才ではとてもじゃないが伝えきれないと思う。ただ、一言。
とても面白かったです。
まともにライブレポ書こうと思ったら、たぶん下↓のまっくんのライブレポなんて目じゃないくらいの長さになると思います(笑)ネタは山ほどある(笑)し、ライブの長さ自体も2時間半もあったし。
6時半開場、7時開演、全自由、オールスタンディング。整理券順の入場なので普通なら早めに行くのだろうが、「まあ別にいいや」位の軽い気持ちで、一緒に行く妹二人と合流した後のんびり行く。思いのほか早く、6時半には会場に到着。ちょうど入場が始まった頃だと思われ、並んでいる人がそれなりに。番号のことなど気にせず後ろに並ぶ。少しずつ先に進んでいくが、後からどんどん人が来る。結構のんびり来る人が多かったらしい(笑)。そして入場受付のところに来ると、、、係員はスーツ姿だった(笑)。さすがKANさん、徹底してます。中に入ると、皆走ってステージ近くまで急ぐ、ということも全然なく、ゆっくり会場に入っていったり、グッズ売り場にちゃんと2列に綺麗に並んだりと、やたら落ち着いている。パンフとデニペンを買い会場に入ると、ステージに近い前半分くらいはそれなりに人が詰まって入り、後ろ半分は「後ろでのんびり見れればいいや」系の人達が荷物を床に置いてのんびりしたりいっしょに来た人と談笑したりしながら(椅子を持ってきて座ってる人もいた)ライブの始まるのをのんびりと待っていた。(一応の)ライブ開始時刻になってもその雰囲気のまま。数多くのライブに行っている妹1が「これはライブ直前の雰囲気じゃない」と驚いていた(笑)
ライブ開始前はWINGSのライブ盤と思われるもの(未確認)がかかっていました。10分遅れくらいで会場が暗くなり、演奏(?)がスタート。ただ、ステージにはまだ幕が下りたまま、曲も洋楽っぽい曲で、まだ皆探りながら手拍子をしている感じ(謎)。そして曲が終わり、洋楽ライブ盤でよくあるような歓声が入りそのまま「Rock’n Soul in Yellow」へ&KANちゃん登場~。今回は「Rock’n Roll 39」とあるだけあってロックで行くらしい。更に続けて3曲目はなんか聞いたことある曲。WINGSの「Jets」だったらしい(日本語版?)。
「こんばんは、KANで~す!」と一言いった後そのまま曲へ(^_^;)相変わらず前半はMCが少ないです。「サンクト・ペテルブルグ」いやあ、いい曲ですよ。ダジャレだけど(笑)。そして「情緒」「子羊」と今回のアルバムからのバラード系の曲が続きます。この辺のバラード曲で、変な手拍子とか無しに皆静かに曲を聞いてて、最後の音が完全になくなってから静かに拍手・・・素晴らしいです。
曲が終わった後、やっぱりMCなどする雰囲気も特に無くピアノのところへ。そして、「続いての曲はですね、」とまるでラジオで局紹介をしているかのような口調で曲に行こうとしたためみんな笑う(笑)。次の曲は「香港SAYONARA」という、香港が1997年に中国に返還される、という情報をキャッチしたKANさんが1992年に作り、1993年に発表された楽曲、ということらしいです(笑)。その他には「真顔でマカオ」「あっち向いてホーチミンシティ」等の数々の楽曲を心の中で発表してきたらしい(笑)。と、MCも程よく長くなったところでやっと「香港SAYONARA」へ。
その後は「ちょっと懐かしい曲を」といって「BRACKET」。イントロが来た途端ちょっとした歓声が起こってました。「恋する気持ち」の後、会場が暗く・・・
会場が暗くなった後、ステージの前の方に設置された椅子に、メンバー全員がヴァイオリンを持って座る(!)。かなり怪しい調弦風にやった後、トークコーナー。ちなみに今回の衣装は、KANさんの故郷である(笑)イギリスの鼓笛隊の衣装を、本編の内容とは関係なく取り入れたらしいです(笑)。来る途中乗ったタクシーの中で、アメリカで「イマジン」が放送禁止リストに入った、という話から、メンバー紹介のテーマは「自分の中の放送禁止曲」ということに。このときの話題では矢代さんがかなり長く(熱く?)語り、「矢代さんがこんなに長く喋ったの、初めてじゃないですか!?」というくらい喋っておりました。そしてその後はなんか微妙にトークをフェイドアウトさせるような感じになり暗転、そしてヴァイオリンが片付けられる(!)
暗転中、ステージに何かが設置されている。ざわめく会場。明るくなると、ステージ真ん中になにやら見慣れないものがある。そしてギターを手にしているメンバー。ステージに設置されたものはスチールドラムという、アフリカの方のとても珍しい楽器らしい。その説明を、KANさんらしく詳しく解説。ここからは、このような珍しい楽器なども展示しつつ(!!)進めていくらしい。使わないのか!?(会場爆笑)
そしてニューアルバムに収録されている短い曲「Tiny Song」を。その次の曲は、アルバム「TIGERSONGWRITER」に収録されている「ドラ・ドラ・ドライブ大作戦」というメロウな楽曲(笑)。今回はこの曲をアコースティックな編成で演奏する、ということらしい。なんだかギター・ソロのところで他のメンバーがやたら合いの手を(うるさく)入れて「うるさい!」と一喝されたりというネタなどもありつつ曲は終了。そして「この曲は色んなアレンジを試した」とかいう話から妙な方向に。「これはボツになったアレンジだから演奏しないつもりだったけど、」といいつつ、皆さんの要望にお答えして、という感じで演奏に。このアレンジは、カリフォルニアをとてもイメージさせるようなアレンジらしい。
「それでは聴いてください。ドライブ・カリフォルニア」。そして始まったイントロは、明らかに「ホテル・カリフォルニア」(!!!!!)。しかも、短くしたりすること無くイントロも完全に演奏、笑いをこらえるのがかなり辛くなってきています(笑)。そして歌いだし!「ぼくの車に乗って~」と、ドラ・ドラ・ドライブ大作戦の詞で、メロディーはホテル・カリフォルニアのまま(!)。また歌い方もアレンジも完全にホテル・カリフォルニアそのままにしてるものだからもう笑ってるだけでいっぱいいっぱい(笑)。そしてサビに入ると、「ドラ・ドラドラ~ドラ~ドラ~イブ~」となってしまっていました(笑)。ちなみにこの辺りではもう笑いすぎて涙まで出てきて、細かくどうなっていたか、何てのはまったく覚えていません(笑)。演奏は1コーラスで終了。演奏終了後「てゆぅか、これって替え歌・・・」というオチ(笑)
そして会場は再び暗く。会場の余韻(ざわめき、笑い)も覚めやらぬ中、なにやらKANさんはピアノの上に。そしてスチールドラムの演奏を開始(!)。そしてこのメロディーは「猿と犬のサルサ」のイントロ。イントロの演奏が一通り終わるとKANさんはピアノの上から降り、そして下がっていたメンバーが手に楽器(?)をもちステージの前に来て、マラカスやらいろいろ振り踊りながら歌うという妙な状態に。しかもどんどん新しい楽器を出しては次の人に回してゆくというスタイル。出てくるものもはじめはまだ楽器だったものの途中からダンベルやら使い捨てカメラやらが出てきて再びわけのわからない状態に!そして曲の最後では再びKANさんがピアノの上に上りスチールドラムの演奏。しかしやはり何か怪しい。そのうち演奏はアドリブに。と、アドリブの時点から怪しかったのだがやはり聞きなれたメロディー、今日の料理の曲が(!)。と、KANさんは顔を上げ叩いてない状態でもまだ音がする。やはり演奏はしていなかった。と、突然ステージの奥の方からコックさんの帽子(?)を取り出しかぶる。そして手にはフライ返し。スチールドラムの中からは焼きそばが(!!!)。さらに皿を持ってステージに出てくるメンバー(笑)。焼きそばを振舞うKANさん。それを拒否する中野さん。むせる西嶋さん(笑)。会場の笑いもピークで、一気に蒸し暑さが倍増しました(笑)
その後は曲を連続で。ラップの「東京熱帯SQUEEZE」で微妙に笑いをとった後「決まりだもの」に。その後の「CLOSE TO ME」~「まゆみ」という続きはもう最高の一言に尽きます。「CLOSE TO ME」が終わり最後の演奏部分で何となく曲が変わった感じに。完全にひとつにつながったまま「まゆみ」のライブ用イントロになりそのまま「まゆみ」へ。この2曲を聞くためだけでもライブに来る価値はあると思います。その後は新曲の「Superfaker」、そして「West Home Town」ではピアノアドリブもあり、(本編)最後の「Oxanne~愛しのオクサーヌ~」は”おっぱいぱい”コールバージョンで(笑)。最高潮の盛り上がりで本編は終了しました。
アンコール、というかまずはアンコール待ち中の出来事。手拍子してまっているのですが、なぜかその手拍子がどんどん早くなっていく。そして手拍子からいつの間にやらただの拍手になる。そこまでは良くあるのですが(本当か?)、そのあとまたなぜかいつの間にかテンポ遅めの手拍子が始まる、というなんだか妙な状態になっていました。アンコールではまたヴァイオリンを手にステージに出てくるメンバー。またしても怪しい調弦の後「もりのくまさん」の演奏開始(!)。かなり怪しい(笑)。ざわめく会場。程なく演奏は終了。一礼してメンバーは下がる(!!)
2回目(?)のアンコール、「本当にあるがとうございます」という挨拶の後「適齢期LOVE STORY 2001」へ。この時点でかなり長いライブになっていることはわかっていたので、「まさか今から利き○○とかやるのか!?」とか思ったがそんなことは無いだろうと思いつつ会場は盛り上がる・・・って、この間奏は明らかに「健全 安全 好青年」になってる(!!)。しかしやはりダンスコーナーに突入することもなく無事に(?)演奏は終了。これで終わりかな、、、と思ったところに、ステージの袖にスタッフらしき人が登場。曰く「そろそろライブ終了の時間なのですが、よろしいでしょうか」とのこと。当然「いやだー」の声があがる。すると、「そうですか。それでは、本日のライブの曲目を、演奏順にダイジェストで」と言うではないか(!)。一気に盛り上がる会場。生で聞くのははじめでの演奏曲ダイジェスト。できる限り無理につなげてるもんだからかなり笑う(笑)。「ドラ・ドラ・ドライブ~」のところでは「ドラ・ドラ、ドラ・ドラ、ドラ・パラ、ドラ・パラ、パラパラ」といつの間にか変わりパラパラを踊るKANさん(笑)。直後「猿と犬のサルサ」から「プレイバックPART2」になったりやっぱり演奏してない曲がダイジェストに入ってたり、とにかく最後まで笑わせていただきました。
本当のラスト曲は前回と同じく「君が好き胸が痛い」。最後のちょっとかすれた声でこの曲、というのは中々いいですねえ。前回とは違い今回は、ああこの曲が最後でいいんだな、と思いました。
というわけで途中からはかなり”見せる(笑わせる)”部分の多かった今回のライブ、存分に楽しみました。ちなみにライブが終了したのは9時半過ぎ。実に2時間半の、非常に内容の濃いライブでありました。やはりKANさんはいいです。
?(曲名不明)
Rock’n Soul in Yellow
Jets
サンクト・ペテルブルグ-ダジャレ男の悲しきひとり旅-
情緒
子羊
香港SAYONARA
BRACKET
恋する気持ち
Tiny Song
ドラ・ドラ・ドライブ大作戦~アコースティック・ヴァージョン~
猿と犬のサルサ
東京熱帯SQUEEZE
決まりだもの
CLOSE TO ME
まゆみ
Superfaker
West Home Town
Oxanne~愛しのオクサーヌ~
<アンコール>
適齢期LOVE STORY 2001
君が好き胸が痛い
コメント